不妊体験記第162話:凍結6・7分割卵2個移植のET7/8フライング検査

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不妊治療4コマ記

皆さんこんにちは、ぷくやです。
胚移植のあとは、これも毎回恒例!フライング検査です。
前回も書きましたが、グレード3の7分割卵&グレード4の6分割卵の2個同時移植でフライングをしたのがET7とET8です。

ぷくや
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当サイトは体験記が中心であり病院の治療方針など含め、詳しい医学的・薬学的知識や根拠については各自必ず医療機関や専門書で確認を取り、自己判断しないようにしてくださいませ。
今回フライング検査について言及してますのでご注意ください。

第1話はこちら

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ET7フライング検査

ぷくやの不妊治療4コマエッセイ162①

一般的に初期胚での移植では、ET8あたりで薄ら線が出てくると言われています。
しかし胚盤胞移植の時ではBT6でちゃんと確認できる線が出て来てるのです。初期胚移植と胚盤胞では2日のズレなので、おおまかですがET8が BT6と大体同じくらいの時期です。
だからET7なら、薄ら出るのでは? と思ったんですね。
こうなると、もうソワソワが止まらずずっとスマホで検索魔です。

ET8フライング検査

ぷくやの不妊治療4コマエッセイ162②

いや〜〜〜本当に。
朝イチ尿でやる勇気がなかったのに、結局気になりすぎてET8の真昼間にフライングしてしまいました…
そして結果は真っ白なドゥーテスト。

そして脳裏に過ったのは。
胚盤胞は3個移植しただけで、1つは胎嚢確認までいったのに。
初期胚は5個移植してもたぶん全滅…

じゃあもう無理じゃね?

今残ってるものを全て移植したとしても、陽性にならないのではないか。
その考えが一瞬で頭に浮かび…どうしてもこびり付いて離れませんでした。

なぜ治療を続けるのか

ぷくやの不妊治療4コマエッセイ162③

皆さんも、フライング検査で陽性陰性の両方経験してると何となく分かったりするかもしれませんが。
前の陽性の時と明らかに違う…これはきっと陰性だ…ともはや「卵を信じて諦めない」という気持ちにすらなれない方いませんか?
私も出来れば信じたいんですが…信じて裏切られるとショックをずっと引き摺るのである程度諦めてしまう傾向にあります。
この時も、まだ確定してはないのですがもう陰性だと覚悟が決まって、でもやっぱり悲しくて泣いていました。


しかしふと。
私が子供が欲しい理由を思い出してみて。

最初は遺伝子を遺したい、というような理由が強かったのです。
けれど本当に遺す事が出来るのか…と考えると、そんな保証はどこにもありませんでした。

じゃあ、どうして治療してるの?



もちろん理屈じゃない部分もあるとは思うのですが。
一度疑問に思ってしまったら、突き詰めて考えないと納得いかないのです。
不妊治療をすることは、とても負担の大きいこと。
自分自身が考え出した理由が、治療する理由が、私には必要なのです。



ここまでお読みいただきありがとうございます。
この記事が不妊治療を頑張っている方のお役に立てば幸いです。
何らかの決着がつくまでは続けていきますのでよろしくお願いいたします。

次回→不妊体験記第163話:私たちの理由と未来・不妊治療と養子縁組

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